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しらたきは神の食べ物です。

祖母が二次元にハマる夢を見たんだ。

父方の祖母がいる。現存。84歳。
でもお金のトラブルの多い人で、私も父も母も仲良くはない。年金もらえるまで働かずに仕事を辞めてしまったので(祖父も年金もらえるまで働く前に亡くなってるので)、収入は一円もなくうちの両親のお金100%で50代の時から今まで暮らしてる。何の努力もしないタイプの人で私もあまり得意ではない。
そんな祖母が夢に出てきた。

まず私が実家でダラダラしていた翌日も平日の夜23時。母がものすごい焦って『おばあちゃんがタクシーで家に来るって』と一言。
普段は何もしない。自分に必要な買い物すら行かない。うちの家族が食材を買って家に運んでる。そんな祖母がタクシーにのって?うちに来る?なんで???
家に着いた祖母は人生で見たことないくらいテンションが高い。どうしたの?ってくらい高い。
一言目に『私もTwitterはじめたの!!!!』と言った。
ええええどういうこと?なんで?ってなって、話を聞くと『最近うたのプリンスさまっ♪てやつに好きな人が出来たの』と言われた。
両親はうたプリ知らないのでピンと来てなくて私に助けを求める視線を投げかけてきた。私は『あー私も知ってるよ‥‥誰が好きなの?』ととりあえず聞いてみることに。
『四ノ宮那月くん!!!!!』と元気いっぱい答えられた。

もうこの時点で相当やばいんだけど、冒頭に書いた通りあまり仲良くはない。話は『なんでこんな夜中に急に来たんだ』『何の用だ』と責める展開に。しかし祖母は強い。なんの話も聞いていない。私は興味を失ってふらふらと帰り支度を始めていた。帰り支度をしてもまだ祖母は帰る様子はなく、父と二人でぼんやりとテレビを見ていた。
すると再び祖母の話を根気強く聞いていた母がすっ飛んできて『やばいなんとかして娘にしかできない』とのこと。何がやばいのかと聞いてみるとそう‥‥



ガチ恋だったんだ。



祖母は若い頃(たぶん40代前半)に祖父と死別。その後84歳になる今まで色恋関連は特になく過ごして来たらしい。40代前半の女性なんて今は婚活しててもおかしくない時代だ。
そんな祖母のハートに火をつけた四ノ宮那月くん。‥なんと罪深い。

要は母からこれじゃ困るから現実を教えてやってくれと頼まれた。
困った私はTwitterでよく見かける『四ノ宮那月ファン』の方の発言を幾つかピックアップして提示。『ほら見て?四ノ宮那月くんのこと好きな人はおばあちゃんだけじゃなくて沢山いるんだよ』と言ってただのファンであることを自覚させようとする。
しかし『そういう人たちは那月くんのことを本気で好きではない。私は本気だから、那月くんも私のことを本気で好きになってくれてる』もうやばすぎる。
ちょうど前日が誕生日だったことを思い出し、うたプリ誕生日名物、グッズを大量に飾る女子の画像を見せたら『この人たちは那月くんのグッズを買ってる自分が好きなだけ。那月くんのことが好きなわけではない。』とどや顔。(私個人としては大量購入されてる方にははかりしれないキャラクター愛を感じています。祖母が夢の中とはいえ暴言を吐いてすみません)

いやーーーーこれやばいやつだーーーー!!!

と。父も母も私に『頼むからなんとかしてくれ。現実を見せてやってくれ』という視線。いやいや。困ります。
そして『分かった。じゃあ私は一番好きなのは寿嶺二だけど、その私と四ノ宮那月くんに対する愛の語り合いしよう。それで私の方が那月くんのこと好きだったら、おばあちゃん諦めてね』と言って
四ノ宮那月くんのいいところを語る会を実施。

↓読まなくていいです↓
私『四ノ宮那月くんのいいところは、まずアニメから話すと1000%の時にトキヤがハヤトなのを隠してST☆RISHとして練習してるときに他のメンバーがトキヤふざけんなよみたいな空気になってたときに、那月だけは春歌のことを心配していて、春ちゃんは理由を知ってるんだなってことにも気付いていて。春歌が理由を話した方が楽になると思って何回も聴きだすところ。他の誰にもできないことだったと思うし、みんなトキヤに関する感情。アイドルになりたい一心が優先されてしまう中四ノ宮那月だけは春歌のこと考えてるって描写は大変人間性を感じたし大人っぽくて素敵だなってなったし、ふわふわしてるかわいいポジションだけじゃなくてまとめ役の大人ポジションもできるんだなって思わされたし2000%の那月会だって(中略)レボリューションズはカルナイが歌った後、スタリが歌う前に挑発しに来たときに、最初に言い返したのが那月っていうのが本当にサイコーだと思った。あそこで音也とかレン様とかセシルとか普段から言い返しそうなキャラクターが言い返しててもその人個人の意思なんだなって思っちゃうけど、那月が言い返したからスタリみんなの総意なんだなって思うことができたしねぇおばあちゃんきいてる!?!?ねぇ!!』

祖母は泣きながら帰りました。
両親も私を家に送ってくれて泣きながら旦那に『痛い娘に育ててごめんね』と謝りました。余計な御世話じゃ!


夢の話おわり。
嫌な夢の話って人に話したら正夢にならずに済むらしいのでたくさんの人に見てもらうためにブログにしよう。頼むみんな見てくれ。